2013年6月14日金曜日


2、法務局で土地の所有者を調べる

近くにある法務局へまず行きます。持ち物は多少のお金です。書類の閲覧やコピーの申請で必要です。まずは、法務局のカウンターへいき、「登記事項証明書」という緑の紙に必要事項を記入していきます。要約書の場合は茶色の紙です。

その用紙に
・住所
・氏名
・ふりがな
・調べたいもの(土地・建物)に○
・調べたいものの地番
・家屋番号又は所有者(わからなければ空欄)
・請求通数
・必要な箇所にチェック(基本は「証明書」と「全部事項」にチェックすればOK)

要約書の場合は「要約書」にチェックすればOKです。

しかし、ここで一つの疑問が出てきます。

「人の土地の地番ってどうやって調べれば良いの?」

地番は住所と違うので、普通の地図を調べても出てきません。そのために必要なのが「ブルーマップ」です。今まで行った法務局はどこでもおいてあり自由に閲覧できましたが必ずしもおいてあるとは限りません。これは、行ってみるしかないです。

ブルーマップとは地図で有名な「ゼンリン」が出している地図で、ゼンリンの有名な住宅地図の上に地番が書かれています。地境は書かれていないので細かいところは多少見にくいですが、基本的には法務局に置かれているブルーマップで地番を確認して記入していました。

ここまで記入したら収入印紙を貼らずにカウンターへ提出します。金額がカウンターに書いてあると思うので、事前に収入印紙を買って貼ってから提出しても良いですが、もし申請した土地がなんらかの関係で思ったように調べられなかった場合に収入印紙が返ってくるのですが、収入印紙なんてもっていても使うときがなく、返してもらっても仕方ないです。そのために、まずは貼らずに申請書を提出し、希望のものが出て来たら、法務局のカウンターの横で収入印紙を買って、提出していました。





3、市町村役場で調べる

土地の所有者を調べるだけなら市町村役場の方が近くにあり、楽かもしれません。法務局と違って注意しなければいけないのは、法務局は電子データになっている場所なら基本的に全国の情報を調べられますが、市町村役場ではその土地の所在している役場でしか確認できません。

まずは、市町村役場へ行き受付カウンターで、

「土地台帳を調べたいのですが」

と、聞けばそのカウンターへ案内してくれると思います。または、不動産関係は税金関係の部署で管理しているので、税金関係の部署(資産税課、税務課)などにいけば分かると思います。

目的のカウンターへたどり着いたら「土地台帳を調べたいのですが」といえば申請書類を出してくれると思います。調べる土地の所有者との関係という欄があっても空欄でかまいません。基本的に他人が見ても良いものなので気にしなくて良いです。

地番がわからなければカウンターで「ブルーマップありますか?」と聞いてみましょう? 今まで大きな市町村役場にはブルーマップがおいてありましたが、おいてないところもあります。もしおいて無く、調べたい地番もわからなかったらとりあえず聞いてみましょう。

「土地の所有者を調べたいのですが、地番がわかりません」

と、言えば何かしら力になってくれると思います。職員専用で貸し出ししていないブルーマップを持って来てくれるかもしれないので、まずは聞いてみましょう。




4、インターネットで土地の所有者を調べる

法務局や市町村役場に行くのが面倒な方のために、最近はインターネットで登記情報が確認できるようです。

まず、一つ目が法務省が提供している、登記ねっと、供託ねっとです。



そして、もう一つ民間のサービスですが、JTNMapです。


こちらは、古い登記なら安く不動産会社や金融機関などなんども登記情報を確認する人は便利なサービスだと思います。最新の登記情報もJTNMapに情報を提供することによって法務局より1円安く入手できるそうです。




5、不動産会社に調べてもらう

もし、「家の近所に空き地があって、息子のために買って上げたいけど所有者がわからない」などの理由であれば、不動産会社が所有者を調べてくれます。基本的には商売につながる話なので無料で動いてくれるはずです。


「土地の所有者と直接契約して売ってもらう」という予定の人は不動産会社に相談しない方が良いでうすが、買うつもりで不動産会社に仲介を依頼するつもりであれば、最初から相談して不動産会社の人に動いてもらった方が楽だと思います。

1 件のコメント:

  1. 茨城県小美玉市市役所では土地台帳の閲覧及びコピーすら出来ませんでした。

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